大人のための講座・講習会のご案内

1119568icon2503 image003

・英語力ゼロ、でも始められます(ほんとうです)。
・英語にさんざん挑戦してきたけれど、繰り返し挫折した人もやり直せます。
・あきらめて英語学習から離れかかっている人、もう一度、挑戦のしがいがあります。
・昔少しはできたはずの英語をすっかり忘れた人、全く新しい一歩が踏み出せます。
・英文法の知識でもなく、英会話でもなく、とにかく英語に触れたい人、どうぞ。
・英語なんてとんでもない、と思っておられる方も大歓迎です。
・子どもと一緒に英語をやってみようか、という考えが浮かんだ人、ご遠慮なく。

私たちの学習法を知っていただきたくて、公開講座や講習会を開催しております。

① 初心者の音読練習番組を、Spotify (Pod Cast)で無料公開しています。
「ヤッホー英語音読」にお立ち寄りください。

② どなたでもやれる学習法をお伝えします。もう一度挑戦するだけの価値があります。
あきらめかけているあなたを夢中にさせるはずです。
また、あなたが子育て中なら、お子様を相手にやってみてはいかがでしょうか?
特別な英語力を必要としません。ルールに素直になりさえすればできるのです。
③ 起業したいとお考えの方、塾経営されている方は、事務局までお問い合わせください。
フリーダイヤル 0120(86)4886
または「お問合せ」、もしくはメールでご連絡ください。

1 無料講座について

「ヤッホー英語音読」は、ヘンゼルとグレーテル、ピノキオなど、有名な童話の英文の音読練習番組です。通し読みの練習と、部分練習の2バージョンあります。
お気軽にお立ち寄りください。そして聞くだけでなく、声に出してみてください。
とにかく英単語を見たらパッと発音できるようになりたいものです。
そのためのお手伝いとして、カナフリ付きテキストがあります。
他に英文だけのテキスト、単語集などをメルカリショップで販売しています。

教材が物語なので、先へ先へと進んでみたくなります。繰り返し練習すればするほど、意味を鮮明に捉えることができるようになり、音読の醍醐味が味わえるようになるでしょう。
すらすらと英文が読めないことには、英語を始めたとは言えません。
音読練習は、あなたの英語学習のスタートラインです。

otona3

2 有料講座・講習会について

どなたでも、今からでも遅くありません
大人のための音読と語順訳講座
英語の知識を得ようとあせることはありません。むなしい会話文を暗記することもしません。モデル音声を聞き、真似して声に出す。すらすら言えるようになれば、「語順訳」※に挑戦しましょう。英語学習の先入観念を捨てて素直におやりいただければ、どなたでもできる方法です。職場で英会話に困ったからと言って、英会話教室の敷居は高いし、資格・検定試験は少し違うし。そんな大人の方が学べる初級クラスがあります。
渋谷校・大阪天満校では対面授業があります。各ホームページをご覧になってください。
遠方の方はリモート授業も行っています。

※語順訳:英語の語順に沿って、一語一語、「ルール」に基づいて日本語にしていく学習法です。これをマスターすれば、英語がグンと近づいてきます。語順訳した英文を音読しますが、この学習で英文の語の配列感覚が育ちます。英語学習で一番大切なのは、この語順感覚を文字通り身につけることです。

親子でやるなら講習会へおいでください
もしあなたのお子様の笑顔が思い浮かぶようなら、講習を受けてみてはどうでしょうか。
お子様を相手にお家で授業。講習を受けて曖昧だったところが浮き彫りになり、あーそうか、と納得できることでしょう。小学校低学年コース・高学年コースなどの設定があります。

CDを聞きなさい、といった一方的な対応ではなく、お母様自らが声に出し、お子様が真似をすることから始めましょう。そうすると、あなたの情熱が声になって伝わること必至です。お子様たちに英語を指導するとき、一番必要なことは、高い英語力や知識ではなく、ゆとりを持った子育て感覚ではないでしょうか。コミュニケーションの力と言ってもいいかもしれません。よく観察し、焦らないで対応できて、お子様の成長を辛抱強く待てる心だと思います。
親子で物語を楽しんでいるうちに、いつの間にか英文をすらすらと口にするお子様の様子にきっと驚かれるはずです。

お子様が小学校低学年であれば、教材は英語と日本語が入った物語作品となります。
決して高度な英語力が前提になったものではありません。ご自分を初心者、初級という思いでいらっしゃる方でも方法を手にすることができます。安心して挑戦してみてください。

Three Bears
小学校低学年用 物語教材「三匹のくま」
(他に、「大きなかぶ」「お空が落ちてくる」など)

音声も文単位で、英語=日本語と対応して入っていますから、聞いているだけで、お話の内容はわかっていきます。
英語だけのバージョンもありますから、意味がつかめているようであれば、そちらのテキストを見ながらの音読に挑戦してみるのもいいですね。
物語ですから、場面転換がどこで起きているかをはっきりと気づかせることは大事です。そうすると物語の進行が自然に感じられ、文単位の意味理解もよりはっきりとするようになるでしょう。いろいろな手段を使って物語の世界を想像させることができればできるほど、英文は自然に記憶されてゆくでしょう。

量と速さ
例えば「3匹のくま」は623語の英単語でできています。英語だけだと7分ほどの物語です。速さは1分間に88語になっています。

親子での学習がスムーズになれば、お子様のお友達に加わってもらうのもいいかもしれません。
サークルのようなボランティア活動でもいいですし、少しお金を頂戴して仕事にしてもよいでしょう(私たちは講習を行うだけですので、皆さんの学習形態は自由です)。

お友達も加わり、グループ活動が成立すれば、物語を英語劇に仕上げてみませんか。劇活動を始めると、物語の場面がより現実的になり、子どもたちの英語表現がグンと深まります。
お子様だけなら、家族が集まっての朗読会や、紙芝居などによる発表会がいいですね。

otona4

小学校高学年は、教材が英文だけの物語作品となります。
英文を「訳ルール」を使って自分の力で訳していく「語順訳」を始めます。
音読については後ほどあらためて述べます。
基本のテキストには単語にカナが振ってあり、意味も載せています。
他に、スラッシュで区切った読み方の練習ページもあり、また英文だけのページもあり、さまざまな音読に対応できるようになっています。

ジャッカル
小学校高学年用物語教材「うすのろジャッカル」
(他に「ランペルスティルツキン」「赤ずきんちゃん」など)

Q:カナが振ってあると、発音が悪くなるのではありませんか?
A:もちろん、それを読むしか手段がないと、悪くなります。まずはネイティブのモデル音声が入ったCDを聴くことになります。そして真似をする。さらに、先生役のお母様が発話することを通して練習すれば、お子様も楽しんで、真似するようになるでしょう。つまり、お母様自身がまずはモデル音声の真似をする練習から始めましょう。カナフリは読めるきっかけになればいいのです。

小学校高学年用の物語教材は、語彙数は800~1000語。語りの時間は7分前後で、1分間の読みの速さは100語~137語です。初めは早く感じるかもしれませんが、すぐに慣れます。英語が初めてだからといって、ゆっくりとした速さにはなっていません。自然な速さで物語るからこそ、英語の音声の特徴が生まれるのではないでしょうか。
練習ではゆっくり読んでかまいません。でも最終的にはテンポやイントネーションなどを大事にして、見本通りに言えるようにしましょう。

otona5

語順訳については別サイトでも掲載していますが、コアライブラリー協会代表の「オトさんのブログ」では中学の教科書をモデルにした解説がありますので、そちらも参考になさってください。

gojun

語順訳と音読という活動は、文の流れに沿って意味をつかむという感覚を育てます。
英文の語順感覚と意味の把握との合体を目指しているとも言えるのです。

では、「うすのろジャッカル」からの一文
One day, a tiger got caught in a trap. で「語順訳」をしてみましょう。

一般的な学習法でこの文にであったら、文の最後まで目を通し、知らない単語の意味を調べ、「ある日」「トラは」「捕まった」「ワナに」を見て、日本語らしくまとめて「ある日トラはワナに捕まった」とつないでしまうでしょう。しかし、これは訳というより、日本語の作文と言えないでしょうか。そしてget caughtはbe caughtと同様の受動態で…in a trapまでまとめて「ワナに捕まった」と覚えてしまいなさいとなるところでしょうか。このような説明とは異なり、私たちは次のような訳をし、また訳に徹します。語句をほとんど知らない人が訳すことを前提にて始めてみましょう。

One day……………(まず語句を声に出して読みます。)
(その後に)
「ある日」……………(とその語句の意味も声に出します。)
a  ……………(aが出てくれば、初期段階では「訳ルール」の該当部分を読みます。)
~「訳ルールの9番」=「a, an 単数名詞の後にくる。『1つの』『ある』、訳さないことがある。」~
※(ここでは特に訳さずに済ませます。)
tiger……………(と声に出して読み、続けて「トラ」と言います。)

***(ここまでを最初に戻り、まとめて訳します。)***

「ある日、トラ」
got caught /「つかまった」……………(また最初から訳します。)
「ある日、トラつかまった」……………(ここで動詞が出てきましたので、その前にある単語が主語であることを確認し、そこで「訳ルールの1番」=「主語には『は』『が』『も』をつける」という箇所を読み、もう一度訳し直します。)
「ある日、トラはつかまった」……………(「は」「が」のどちらがいいかは後になればわかりますが、「は」にしておこうと言ってしまってもかまいません。)
in /「~の中に」
「ある日、トラはつかまった、~の中に」……………(ここでまた「訳ルールの2番」=「動詞は最後に訳す」を読ませます。
「ある日、トラは~の中につかまった」
a……………(訳さないでおきます。)
trap /  「わな」……………(ここで「訳ルールの5番」=「『~』には前置詞の次のことばを入れる」を当てはめます。)
「ある日、トラはわなの中につかまった」……………(「わなの中に」を「わなに」と訳してもいいのですが、慣れないうちはinという前置詞の意味を強調しておくほうが良いと考えられますので、ここでは「わなの中に」と訳しておきます。)

一見、ややこしそうに見えますが、子どもは1か月(私たちの授業であれば全4回分)も経験すれば、「訳ルール」を参照することに慣れます。「訳ルール」は全部で10個ありますが、欄外にはto+動詞の原形=不定詞の3つの用法なども記載してあります。3つのうちのどれを当てはめれば良いか、訳がスマートに進むかといったことを考えさせるためです。
この語順訳は音読活動とセットです。たどたどしくても、とりあえず読めれば良い、ではだめなのです(先述の「カナフリ」をそのまま読むような音読を指します)。ネイティブのモデル音声を真似することから始めて、次第に自分の語りへとなるように導いていければしめたものです。良い音読はかならずお子様の英語力を支えてくれるでしょう。

音読について
音読はコア英語教室の活動の中で一番大切な分野です。
テキストを眺めるだけでは、読めていない語句も読めた気になり、記憶がいい加減になります。また、読み飛ばしも起こします。コアでは音読練習のため、文に区切りを入れて、短い語句単位(チャンク)で読みの練習ができるように工夫がしてあります。読む時に意味確認も兼ねてできますので、通常はこの読み方(スラッシュ·リピートと呼んでいます)での練習が大半を占めます。ただ自分なりの平板な読み方ではなく、見本通りのイントネーションやテンポを守りながら練習をします。繰り返し練習を積み重ね、スラスラ言えるようになるまでです。文の意味がわかるだけでなく、その言葉が話される場面を想像できるようになればいいのです。自分が話し手になったつもりでの音読を心がけましょう。

スラッシュで区切りを入れた英文だけのテキスト
スラッシュで区切りを入れた英文だけのテキスト

英語学習で一番大切なこと
どのような英文に出会っても、背景を想像し、その文の話し手になったつもりで、音読することを目指したいですね。
「それは大変!」と思われましたか。
音読は上達するに従って、楽しさも倍増します。
自分があたかもネイティブであるかのような音読をしているところを想像してみてください。「気持ち良さそうだ」と思われませんか?
音読はやったらやった分だけ、積み重なります。

「講習会」について興味を持たれた方は、お問合せください。
フリーダイヤル 0120(86)4886
または「お問合せ」、もしくはメールでご連絡ください。

講習会は講師と一対一の対面、もしくはリモートで行います。
講習日等はご相談の上、決めさせていただきます。
事前の説明会(対面またはリモート)では
教材紹介と講習内容をお伝えします。
「語順訳」を試しにやっていただく時間もお取りいたします。
受講料、教材費等についてのご説明をいたします。