杉原 洋子さん

テューターインタビュー

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「英語」という道具を使って
新しい体験を広げてほしい。

杉原 洋子さん

(つくば吾妻教室テューター/茨城県つくば市)
●テューター歴/15年
●現在の生徒数/小学生10名、
 中学生18名、高校生11名

コアのテューターを始める前、夫の留学を機に、それまでの英語を使っていた仕事をやめて、当時まだ小さかった子どもたちと一緒にフランスへ行きました。まだEUができる前のことで、現地で英語が全く通じない生活を体験し、「言語」に改めて興味を持つきっかけになりました。
帰国後、3人目の子どもが生まれ育児に手を取られていた頃に、偶然、コアのチラシを見たのです。それまでの方に代わって教室を引き継ぐ新しいテューター募集のチラシでした。これなら自宅でできるので、子育て中でも大丈夫。それに上の子どもたちも一緒に学べることにも惹かれました。
コアの教え方で子どもたちの手応えを感じるのは、教材のCDを繰り返し聴いてネイティブの英語を“音で入れる”学習です。というのも、私自身、フランスにいた時、現地の幼稚園に通い始めた上の娘が初日に帰ってきた時フランス人の発音で、「ママン」と私に呼びかけびっくりした経験があったのです。耳でフランス語の音を入れていたんですね。音から入るのは語学学習の基本だと身を持って実感した体験でした。また、英語を前から訳していく<語順訳>も、文法や構文の理解を伴いながら進めていくので、自然な形で英語力が身につき、小・中・高とこの先ずっと活かせていける点が強みですね。
私がコアの英語学習で重視しているのは、何よりも、子どもたちが実は自分の中で「言葉」という道具を使って考えを組み立てたり、それを外へ向かって表現するためのトレーニングができることです。生徒たちには、英語を自分自身の道具として使いこなせるようになり、新しい体験や異文化コミュニケーションに積極的にチャレンジしていってほしいと願っています。
私自身も、子どもの手が離れ、学会に出席する夫に同行して一昨年はスウェーデン、昨年はアイルランドへ。英語という世界語を使って、各国からの女性の研究者の方と語り合ったり、大好きなケルト文化に触れたりと、自分の世界を広げています。