はじめに
私たちの団体は2024年4月には、創立50周年を迎えます。たくさんの方の支援を賜り、継続できました。心より感謝申し上げます。 一流の学校を目指す生徒さん、英語の学習をどのようにすればいいかわからず、お困りの生徒さん、集団授業に馴染めず、プライベートを希望される生徒さんなど、どのような生徒さんにも対応してまいりました。さまざまな生徒さんに対応できる、基本の学習法があります。生徒さんそれぞれの能力を目一杯伸ばすことができることを日々目指し、目標達成のお手伝いをしてまいりました。 団体には、会社直営校とフランチャイズ教室とがあります。どちらにも共通しているのが基本の学習法と教材です。ここでは「学習法」「クラス」そして「目標」について述べます。
学習法について
小学校低学年から高校生まで、長文作品(主に物語)が教材です。低学年では英語と日本語の文を対応させたもの(物語)を使い、4−5ヶ月で劇発表の形で区切りをつけます。小学校高学年からは対訳なし、英文のみの教材となります。今日初めて習う生徒さんも同じです。「訳ルール」や「人称代名詞表」などを手元におき、英文の語順に沿って日本語へと変えていく「語順訳」を行います。この「語順訳」は一語ずつ訳すことから始まって、句単位、文単位へと発展していきます。従って小学校から入会された生徒さんの場合、中学校に入る頃には訳の仕方に慣れて、一文を語順に従いつつ日本語へと変換することができるようになります。もちろん、訳せたからといって、それがそのまま英語力というわけではありません。しかし、訳した英文の意味を把握しつつ、徹底した音読を繰り返すことで、基礎力は確実につきます。 英文の語順に沿って意味をつかむ訓練を積み重ねますと、全く初めての英文に出会っても、その方法で意味把握できるようになりますので、いわゆる速読教材に挑戦しても、問いの多くに答えられるようになりますし、資格・検定試験にも強くなります。私たちの学習法は問題集中心ではありませんので、一見遠回りをしているように思われるかもしれませんが、決してそのようなことはありません。これから習う英語の全体像=イメージを作り上げることは、英語学習ではとても大切なことなのです。一般的学習のように、部分を積み重ねる方法も大切には違いありませんが、その効果を強めるためにも全体像の把握は欠かせません。「全体と部分」「生きた英語の長文に向き合うことと知識学習」の相互作用こそ、学習を意味あるものに仕上げることができるのです。 特に、小学6年生から始める英作文は、英文法の説明を聞くという受動的な態度を排除し、自分から知識をつかみ取っていくという能動的学習力を身につけさせます。語順訳と音読で身についた基礎力が、英作文を通して、より実り豊かになっていくのです。音読と語順訳と英作文が学習の基本です。 さて、このような学習法には、さらにそれ以前に大切なことがあります。それは、英語の文字を正確に読めて書くことができるということです。読めない単語があるのに解けてしまう問題に向き合うより大切なことです。私たちはフォニックスを重視し、できるだけ早く正確に読めるように指導します。単語が読めると、いわゆる暗記も楽になります。暗記が楽になると、英文を早く読めるようになります。そのためいつでも機会をとらえては、単語を声に出して読み、英文をすらすら読めることを目指しています。たくさんの単語が正しく読めることは何よりも大切なことなのです。従って、誤魔化した読みを見逃さないこと、気持ちの入っていない英文の読みにOKを出さないことが指導者には求められます。問題集の解答があっているかどうかより、まず間違いなく読めているかどうかが最重要であると言えるでしょう。
クラスについて
小学高学年以降の少人数クラス(1―4名)は、生徒の個性を活かします。 部活で疲れた。親と喧嘩した。学校でいじめにあったなどなど。生徒は様々な生活体験をしつつ教室にやってきます。先生に話したいことがいっぱいある生徒。話したくても口が重い生徒。疲れ切っていて、頭の切り替えができていない生徒。教室へ来る前の出来事の興奮が冷めていない生徒など。授業の開始時間だからといって、「さあ、始めます」とはなりません。生徒の表情、挨拶の受け答え、ちょっとした仕草、態度に先生は生徒の様子を読み取り、気にかけつつ始めます。そして課題を間違えた時などの声掛けにも注意を払います。 先生は生徒と共に歩みます。授業が終わっても気になることがあれば、親御さんに連絡を取ったりします。宿題をやってこなかった。授業態度が悪かった、雑談ばかりに走りそうになっていた、などなど。自分から望んで入った教室であっても、日々その様子は変わります。授業の効率を上げるためにも、こうしたことは無視できません。いえ、生徒たちだって心の底では「やらなくては」と思っていても、つい気がそれてしまいます。しかし、少人数だからこそ見えてくるこうした問題は、決してささやかなこと、ではありません。学習の進展も大事ですが、生徒の心の成長も促していきたいものです。
目標
私たちの目標は、学校対策や受験対策に留まることなく、その先の英語力の養成です。いつから入会されたか、ふだんの課題をきちんとこなしたか、また日本語での表現力はどれくらいあるのかなど、学力を伸ばすための条件はいくつもあります。しかし、たとえ十分に条件を満たしていなくても、記憶だけに頼らず、自分から英作し、発話しようとする姿勢を育て、外国の方と向き合うことがあった時に、消極的にならない態度が身につくように指導しています。つまりは、学習しながら自律的な生き方も学んでほしいと願っています。 英語に正面から向き合うことが、何よりも一番、学習効率をあげます。正面から向き合い、自分の能力を目一杯発揮できる環境づくりこそ、少人数クラスに求められることだと考えます。 どうぞ、手作り感あふれるコア英語教室へお越しください。
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