8月11日(土)、かつてのコア生三人からお招きをいただき、御馳走になり、なんと!気が付けば、五時間も経っておりました。通塾時代のエピソード、現在進行形のあれこれ、仲間の様子、また、今後の抱負(私も含め)、それはそれは数えきれないほどの話題と笑いで大盛り上がりでした。
一人は、仕事においては敏腕の持ち主でおられ、上司から大いに信頼と期待を寄せられている将来有望なTさん。一人は、総合病院の薬局で患者さん達のために、適切で正しい薬の処方に日夜尽力なさっているTさん。一人は、医学部の五年生、総ての科の実習を経た後何の専門医になるかを決め、国家試験を来年に控え猛勉強なさっておられるMさん。皆さん、コアで培った英語力は、論文、書類、また英語を使う様々なシーンで活かされているとのことです。
塾生当時と変わらないくったくのない笑顔の中に、ふと見せる成長なさった表情、自信に溢れた瞳の輝き、私にかけてくださるさりげない優しい言葉。未来に向けてエンジンを吹かしている力強さを感じました。カッコよくて、可愛くて、サイコーでした。
【Gazette】No.48
〜七月のおたより〜
西日本豪雨で被災された方々の一日も早い復興を心から祈念させていただきます。
6月、ロンドンに参りました時、イタリア、ポルトガル、カタール、中国など各国から来られた人々の英語に触れる機会がありました。
彼らの英語はいわゆるクイーンズイングリッシュではなく、それぞれの方の母国語の特徴や傾向〜”なまり”〜のようなものが色濃く表れている英語でした。
最初はちょっと戸惑いましたが、だんだんとわかるようになりました。それは、言語によって独特の発音形態にはなっているが、共通して、英語のイントネーションがしっかりと入っているからだ、と云うことに気づきました。
例えば、日常的によく使う「サンキューベリーマッチ!」や、「ホットコーヒー」も、いくら日本語的な発音であっても、英語のイントネーションが付いていれば、十分に通じるわけです。(実際私は試してみました。)
ここで生徒さんたちに、申し上げておきたいこと。
発音が上手くなることは、もちろん大切ですが、日本語が比較的滑らかで淡々とした言語であるためか、皆さん、イントネーションにそれほど注意を払っておられないようです。
英語は、イントネーションが入ることで、2Dが3Dに立ち上がり躍動し面白くなります。 今日からぜひ、テキストの音読練習をなさる時には、イントネーションに意識を向けて、英語の“うねり”感を身につけ楽しんでください。お願いしておきます。
【Gazette】No.47
六月のおたより
入梅の頃、皆様方はいかがお過ごしでしょうか。
◯歩くそばで出合う花。紫陽花は、首をかしげてすずし気なあいさつを送ってくれます。どくだみは、白い小花を点々点々とおとなしそうに咲かせています。
◯6月3日(日)に、第1回英検一次試験が実施されました。4級(4人)・3級(1人)・準2級(2人)・2級(3人)・準1級(4人)・1級(1人)の生徒さんが受験なさいました。皆さん、忙しい中時間を工夫して熱心に準備学習をしておられました。是非とも、一次突破したいですね。合格発表前ですが、すでに二次の準備も始めておられるようです。頑張ってください。
◯英語力、特にリスニング力は、二、三週間音を入れるだけで変わってきます。CDを流し、音読する事を心がけましょう。
◯また、私たちは、日本語の中で育ちましたから、国語の力は、英語はもちろん、すべての学科においてとても重要です。
◯ホームワーク小学生の国語では、漢文の素読に習い、文章の音読に力を入れております。古文、漢詩、百人一首、また古典の名文を、気持ち良く声を響かせて音読します。すると、先人の知恵、日本語の風格、美しさなどが、少しずつではありますが、身にしみてわかって来る気がいたします。
◯また、国語と英語の教科書やテキストの書写は、正しい日本語、英語を習得し、使えるようになるために、大変役に立っていると思います。