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厳しい暑さも過ぎ、秋空の美しいころとなりました。
先日、小学校中高学年の劇の発表会を行いました。
低学年では物語のシークエンスに合わせてせりふを丸ごと身体に入れていきますが、中高学年になると、物語のテキストを語順訳メソッドで訳してから、劇の練習に入ります。テキストには単語の下に英語の発音に沿ったカナフリ(注※1)があるので、生徒さんは初見からすぐにCDに合わせて音読を楽しんでいます。
英語が読めるという感覚は、大きな自信につながっています。初出の単語の上には日本語の意味も載っていますので、語順訳のルール表を見ながら、日本語訳も主体的に進めていくことができます。できるだけ自分の頭で考えて訳しながら、伏せられていた物語を開いていく充実感は、英語に親しみをもって馴染んでいくための大切なエンジンとなっています。
発表会当日は、親御さんが観にきてくださるまでの1時間ほどを使った総仕上げのリハーサルに熱が入ります。本番直前の緊張感から生まれる創意工夫やエネルギーには、いつも目を見張るものを感じています。
そしていよいよ本番。スラスラ堂々とせりふが言えたりすることは自信につながりますが、逆に頭が真っ白になってせりふが出てこない経験もとても貴重です。最後には親御さんからの温かいエールや感想もいただき、次の物語へと向かう期待と喜びが生徒さんの表情にあふれていました。
◆単語のテキストを使って
小学校中高学年では、レッスンの最初に英会話をしたあと単語の勉強もします。教材は中学生も使うもので、毎週1ページずつ進めています。リピートで音読し、単語の意味を確認するときには「物語のあのシーンに出てきたよね」と記憶を辿ったり、単語のイメージを喚起するような言葉を補ったりします。
書き取りの練習のあとは、簡単なテストをします。そのあと学んだ単語を使った英作文に挑戦します。最初のころは、形容詞と名詞をつなげた表現を練習していましたが、今は文章をつくることを心から楽しんでくれています。
これができるのは、語順訳を通して文のなりたちを理解しているからです。
語順訳では、生き生きした物語に触れながら、一文ごとに構成をほどき、主語や一般動詞/be動詞、目的語や補語、前置詞、接続詞などに色を塗ったり印をつけたりしていきます。この学びが英文をつくるときに生きてきます。一つの英作文ができると、そこに新たな情報を加えたり変化させたりと、生徒さんたちは楽しみながら自分で文章の幅を広げていきます。いずれ文法の時間がレッスンに加わり、本格的に学びが始まりますが、文法の理屈を下支えする足場がここでしっかりと組み立てられていくことは、大きな力となるに違いありません。生徒さんが発見的に取り組んでいる姿は何よりも嬉しく、ここに学びの醍醐味があると感じています。
◆英検へのチャレンジ
来年度より英検の問題の一部が改訂されることもあり、生徒さんたちは積極的に英検に挑戦しています。この春も実力に見合った、あるいは少し背伸びをしてすばらしい成果を出していましたが、今回の英検では高1の生徒さんがいよいよ準1級にトライします。直前まで過去問やライティングなど頑張ってきましたので、どんな結果が出るのかどきどきしながら楽しみにしています。
◆高校受験
今年度も後半に入り、高校受験も少しずつ迫ってきました。都立だけでなく、私立を志望する生徒さんにつきましても、受験校に合わせた問題集で対策しています。めざす高校での新たなスタートに向けてひたすら励む真摯な姿は、頼もしいかぎりです。私も最後まで精いっぱい応援していきたいと思っています。
注 ※1 英語の発音に沿ったカナフリ。 日本語に無い音(語尾のd)等を英語のまま表記したり、thのカナを○で囲んだりして自然な英語の発音に近づけたカナフリ。リーディング時だけでなく、リスニングの手がかりにもなり、スムーズな英語音の導入に役立つ。