【Gazette】No.69

学習の成果を上げるコツ(その2)    〜ノートの取り方〜
これにつきましては、学校の教科ごとの先生や諸先輩方からの良いアドバイスがおありのことと思いますが、以下は私からのイチ押しのお勧めということで、書かせていただきます。
先ず、ノートはスペースを贅沢にとって使いましょう。小さな文字で整然と書いてあるものも場合によっては読みやすいのですが、やはり後で見返した時に、重要度に応じて文字の大きさを変えたり、 マーカーを引いたり(段階によって3種類ぐらいに分けます)、カラーペンで矢印や自分で決めたマークをつけたりしながら、工夫しながら、楽しみながら作ったものが役に立つと思います。それはまた、ページを開くと重要度の高い順に目に飛び込んで来ます。
2番目。ここが大切なところですが、授業中にノートをとる時には左側のページのみを使います。右側のページは空白にしておきます。そして教科に応じて様々な使い方をします。
次に、その例を挙げてみましよう。
①国語
授業を学びっぱなしにせず、先生の声の調子も思い出しながら、板書をもう一度そのまま左のページに写すと、納得の仕方が変わってきます。また新たな自分の感想や考えを書いておけば、さらに良いノートが出来上がります、そこに新出漢字の練習もできますね。
②算数·数学
授業で学んだ計算や証明の問題も、自分にわかりやすく整理しながら、左のページに解いてみます。分からない所は翌日先生に質問することもできます。分かっているか分かっていないかをはっきりさせることは、この教科では特に大切だと思います。また教科書に出てくる問題は厳選されているはずですから、それを正しく理解できるということは基本中の基本でしよう。
③英語
教科書はロッカーに置いてきたりせず、”肌身離さず” 持ち歩くことです。先ず、その日に学習したところを音読します。次に、和訳を見て1文ずつまたは1フレーズずつ英語で書いてみて、教科書通りであるかどうか確かめます。そして重要例文は暗記して書き、また文法事項にはマーカーやカラーペンを使い、印象的に頭に入れます。単語の練習にも使えます。英語という科目は、それに費やした時間分だけ力がつく教科です。言われた通りにノート作りを実行したところ、なんと一気に、3が5になった生徒さんもおらました。
④理科·社会
このノートの 使い方が大いに役に立つ教科です。その日のうちに右のページに書き写しまとめることが記憶に残すためには大事です。
⑤まとめ
「復習は大切です。」とよく言われますが、何からどう手をつければいいかが、よく分からない人がいます。そういう方は是非このノートの使い方を実践してみてください。右の空白のページが今日のあなたを待っているといった感じで、そのまま放っておけません。その日その日の小さな積み重ねが、やがてとてつもない力となって現れてくるものです。
Believe you can, and you’re halfway there. ーTheodore Roosevelt 
(自分にそれができると信じた瞬間、あなたは成功への道のりの半ばに来ています。)

Words can  inspire, thoughts can provoke, but only actions truly brings you closer to your dreams.ー Brad Sugars
(良い言葉を聞いて勇気が出てやる気が起きても、夢を実現させるためには、アクションを起こさなくてはなりません。)

【Gazette】No.68

<シュトーレン>
生徒さんのお祖母さまとお母さまが、心を込めて作ってくださいました。こんなに美味しいシュトーレンははじめてです。

【Gazette】 No.67

学習の成果をあげるコツ! 
その(1)~勉強の場(環境)づくり~

学習の成果をあげるためには、それを日常の生活習慣のレベルにまで 持って行きましょうと云う事について、前回はお話 させていただきました。

さて、何事も最初の取り掛かりさえ上手くいけば動き出します。そのためにピンポイントとすべきことを三つに絞ってみました。場作り、時間設定、そして約束を守ると云う事です。

今回は、場作りについて考えてみました。
自分の一番好きな 居心地のよい場所に、机なりテーブルなりを置いて、学習する場所を確保します。例えば テレビやゲーム機のそばであろうと。そして不要な教材や飾り物などはとりあえずダンボール箱にでも入れて、ただいま必要な教材だけをすぐ手の届くところに並べます。

次は、私が一番強調したいことです。一番最初にしなければならないテキスト、問題集のそのページを開き、ノートも開いて、筆記用具も用意し、特にお気に入りのペンをすぐ手に取れるように置きます。ここまでセットしておいた後、食事なりスマホなりを楽しむのです。
だけど、 設定した 時間になったら 勉強を開始しましょう! 慣れないうちはタイマーなど使っても 良いかと 思います 。

いかがでしょうか。時間設定のコツと、勉強を続けてみようという気持ちの持ち方については、次回にお話させていただきます。
この冬休み、いや今日から、是非始めてみてください。
大切なことは、今自分は勉強を楽しんでいるかと問うてみることだと思います。そうであればそれは、力となり実りをもたらしてくれます。が、嫌な気持ちであれば、無駄な努力をしていることに なると思います。

ここで大切なこと、それは勉強を楽しむための工夫をすることです 。素敵なアイデアが浮かぶことでしょう。 それをまた、教えてください。皆でシェアさせていただきたいです。

この冬休みも、たくさん自習においでください。スペースさえあればそれは自分の世界、空間です。軽やかにペンを握って、テキストを開いて、勉強を始めましょう。

【Gazette】 No.66

歯ブラシをシャーペンに替えたら?
毎朝歯ブラシを 手に取るように、 晩になったら シャーペンを 手に取って、 すっと 勉強に 入って 行けたらーいいですよね!
これは、 家庭学習が 生活習慣の 一部に なったということです。
生徒の皆さん、 実行表ボード に書いてある 宿題を 日々 こなし続けることで 、これを 生活の 一部に 組み込んで しまいましょう。 英語力は間違いなくぐんと上がります。

皆さんの宿題は、 小、中、高校生で 多少の 差はありますが、 基本は、 コアテキストの リスニングと音読、 教科書の 書写( 高校生は 音読)、 そして 単熟語集の 音読または書写 です。 これは 30分 前後で できて しまいます。 受験生には その方々に 合わせた 教材 、英検前には 別 メニュー が 加わります 。
勉強が 生活習慣の 一部になったらどんなに楽でしょうか。 また これは 一生もの、 宝です。 是非とも、 今のうちに 頑張ってみてください

ところで、授業で 英語のエッセイを 書いています 。テーマを決めたら、私と 対話をしながら、 生徒さんは口頭で文を 作り上げて 行きます。 骨格ができたら 後は 自分の英語力を 総動員して、 質問したり 確かめたり しては 書き進め ます。 学年差や 個人差は ありますが、 ぶつぶつつぶやきながら考え抜いては 積極的に取り組んだ末、なかなかのエッセイが出来上がります。うれしいですね。

和訳英訳 問題集も ほぼ 対話をしながら進めます ので 、その方の理解の 仕方や その深さが 伝わってまいります。 何よりも、 双方の 捉え方考え方の違いや 知恵を出し合うことで 、難しいはずの箇所が 易しくなったり 、思いがけない発見があったりで、 ちょっとした苦心もあり感動もありです。

私たち大人は 、若い人達と 子供さんから 多くを 学ぶことができます。 彼らは 後から 生まれてきただけに、 より進化した方々だと思います。 まだ 形にもなっていない先端の事柄や、 出来立ての真新しい何かを 、日々彼らから 学びたいと思っております。

通って来てくださる生徒さん達に 、また送ってくださる 親御さん方に は 感謝でいっぱいです。

【Gazette】No.65

今月から英語でエッセイ(作文/小論文)を書き始めます。
手順は生徒さんによって多少異なりますが、 基本は 私との対話を重ねることで、アウトラインを決め、作文していただく方法です。
皆さんは 常に多くの英語を インプットなさっておられますので、 エッセイはそれのアウトプットということですね。日々浮かんでは消えていく 考えや感情を捉えてそれを相手に伝えるという作業です。
それは何か具材を揃えて料理を作る時の心躍る楽しい作業に似ている気がいたします。決まった手順に従いつつも、自分なりの創意工夫を生かしたおすすめの一品! というところでしょうか。
しかし、どんな立派なレシピをそろえていても、台所に立たなければ料理の腕前は上がりませんね。
自分やその周りの出来事についてのちょっとした意見、説得力のある考えを、まるで料理をするように、エッセイを書き溜めていけば、様々なコミュニケーションのカードが準備できます。そうなれば 、スピーキングや面接にも積極的に 取り組めるはずです。
また、挨拶の後で 急に黙り込んでしまうことなく、 あれこれと会話を楽しむことができるでしょう。
英検と大学高校入試においても、スピーキング力、作文力が問われます。何もないところで、自分の考えを、読み手あるいは聞き手にわかってもらえるようまとめる‥‥‥‥  やはり話す力も元は英作文の音声化であるはずです。
コアで学んだ後、「短期留学してたの。」と、聞かれるくらいの英語力を生徒さん方が身に付けられますよう、熱意を持って指導にあたらせて頂きます。

【Gazette】No.64

「量が質に変わる。」

確かに、勉強についてもその通りでしょう。
この夏休み、生徒さん達に、長時間の学習に耐える力をつけていただきたく、2時間のレッスンに続けて必修の自習時間をもう2時間設けました。
いろいろとご都合もおありのようでしたが、結構、何人かの方々が実行なさいました。
中には、午前と午後で8時間勉強された方、さらに、夕方と合せて12時間がんばった方もおられました。大学受験生並みですよね!
長時間の学習、やれば自分にもできるんだな、と云うキャパの確認、限界を決めていたのは、実は自分だったんだな、と云う気付きもあったかと思います。
一日の多くが、あまりにもコマ切れな時間の寄せ集めになってしまっているこの頃ですが、その気になれば、じっくりと勉強に取り組む時間を作る事ができます。
また、そうする事によって、新しい知識を、ゆっくりと丁寧に興味深く、身につける事ができます。
同時に、短時間の集中学習が、功を奏するのも、実は、圧倒的な量の良質な知識が、その基盤となっているからだと思います。
秋の気配の中、長時間学習のお勧めをさせていただきました。

【Gazette】No.63

皆さん、友達や家族の誰かやテレビに登場している人達について、私達は、よく見たり意見も言ったりするのですが、さて、肝心の自分についてはどうでしょうか。
「あなたってどういう人ですか。」と、聞かれてもなかなか答えられませんね。
自分てどんな人なんだろうか。ありのままの様子をちょっと側から見てみませんか。
ああいう自分はあまりいただけないなぁ。でも、こういう自分はイケてるな、好きだな!ーに気づいたら、この夏休み、思いっきり大好きな自分になりきってみませんか?

【Gazette】No.62

夏休みも後わずか。さあ、9月の学校の試験、10月の英検に向けて、大きく舵を切る時です。
始動開始です。
皆さん、夏休み中の時間の取れる日は、自習時間を利用なさり、普段より長時間の学習に耐えられる気力と体力を、鍛えておいでです。
2時間レッスンし、続けてもう2時間自習です。
提案です。朝夕2回で日に8時間ー不可能でも大変でもありません。
みなさんよりもだいぶ年上の私にでも出来ている事ですよ。

【Gazette】No.61

おめでとうございます!
梶田光君(5年生10歳)が、超難関の孫正義育英財団の奨学生に合格なさいました。素晴しい創造力を駆使し、数学の分野での勉強を進めておられます。
1年生の4月に入会され、コアメソッドで、絵本『ガンピーさんの遠足』や童話『赤頭巾ちゃん』、そして彼の興味のある物語やエッセイを読み、音読、シャドーイングをハードに楽しみしながら続けました。そして、さてどれだけ英語力がついたかな?と、英検を受けては確認しつつ英語学習を続けて来られましたが、4年生で見事に英検1級に合格なさいました。
これは彼の夢実現のための脇堅めとなったようです。
また、さらなる英語力のブラシュアップを志しておられます。
光くん、本当によかったね!
心からエールを送らせていただきます。

【Gazette】No.60

夢を描くこと

先日、ある生徒さんが、「先生の将来の夢は何ですか。」と聞いてくださいました。私にも将来はあるけれども、小学生のあなたほど遠くないわね、と思いつつも夢について語り合いました。
夢ーなんて心踊る言葉でしょうか。私にも数え切れないほどの夢があるんです。
明日にはこうなりたい。来年はあれをしたい。この夢は生きている間に絶対に実現させたい。そういった事をいつも考えております。
それは、夢って真剣に願えば本当に叶うんだ!と云う事を経験で知ったからです。
皆さん、夢を描いてください。大きく大きく描いてください。そして実現に向かって、階段を上って行くように当たり前に努力をなさってください。
近づこうと常に努力を重ねなければ、たちまち夢は消えてしまいます。よそ見をせず、それが実現するまでひたすら描き続けること、それに向かってまっすぐに歩み続けること。
この次には、実現した夢について語り合いたいものですね。