クラスだより 2018年 1月

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3年生と4年生の混合クラスで、『ゾウといたずらぼうや』の劇を発表しました。長いセリフもよどみなく言えるようになり、これまでの蓄積を感じさせる仕上がりとなりました。ここ半年の間に英語の文字と音がしっかりと結びつき、カナフリなしでも随分とテキストを読みこなせるようになってきたことも、自信に繋がっています。
発表会の翌週からは、これまでの音声による劇主導型を卒業して、いよいよ本格的な語順読みのレッスンとなりました。コア式の基本ルールを説明して、いざ始めてみると、目を輝かせて「面白い!」と夢中になって訳していきます。前置詞の訳し方を例文で説明すると、「あ、スリー・ベアーズに出てきたセリフだね」という反応が戻ってきて、これまでの劇が土台になっていることを実感しました。生徒さんの学びへの意欲を生かしたレッスンを、これからも心がけたいと思っています。
6年生のクラスでは、『ランペルスティルツキン』の劇を発表しました。劇の構成や舞台のセット、小道具などにも積極的に楽しみながら取り組んでのすばらしい稽古ぶりでした。セリフ回しも、英語の文章に親しんでいるおかげで以前にも増して上手になり、みごとな仕上がりとなりました。翌週から始まった『ヘンゼルとグレーテル』は、単語集Aceの積み重ねもあってカナフリの必要がない単語も多く、文法の勉強の成果も出始め、英文の理解力が格段に上がってきています。文法事項を積極的に学ぼうとする意欲が旺盛で、英文のしくみへの知的好奇心の強さを感じます。物語と劇と文法が三位一体となり、実力をめきめきつけてきている頼もしい3人です。